27. February 2008 / staffs’ best discs
火曜日, 3月 11th, 2008
今月もお送りいたします、
恒例のwarszawaスタッフが選ぶ、マンスリー・チャート2月分です。
今月はそれぞれの趣向でわりとバラけたセレクトでした!
Guapo 『Elixirs』 (Neurot Recordings) |
No Kids 『Come Into My House』 (Tomlab) |
Offonof 『Clash』 (Smalltown Superjazz) |
1. Guapo /Elixirs / Neurot Recording
2. No Kids / Come Into My House / Tomla
3. Offonoff / Clash / Smalltown Superjazz
4. Sascha Funke / Mango / BPitch Control
5. Anathallo / Hanasakajijii / Big Scary Monsters
6. American Music Club / The Golden Age / Merge
7. Lowfish / Burn The Lights Out / Satamile
8. Harmonic 313 / EP1 / Warp
僕の田舎の小学校では、冬になると毎日2時間はスケート練習という時間割で、そのうえ僕はスケート・クラブにも入っていたので、正月三が日以外は毎朝まだ薄暗い時間に家を出て、夜はナイター設備のスケート場で練習というスケート漬けのハードな日々を過ごしていた。今思えばよくやっていたなと我ながら感心する。
では、先月からの続きです。僕の小学校ではスケートもそうだが、年間を通じて様々なクラブ活動が存在した。中でも特別な存在として、自転車クラブというものがあった。自転車クラブには6年生しか入れず、しかも成績の優勝な人だけしか選ばれない、いわばエリートな生徒が集まるクラブであった。彼らもまた毎日放課後になると体育館に集まり、交通標識や信号機、でこぼこ道などを設置して交通ルールを守り、様々な条件下でも安定した自転車の操作をすべく夜遅くまで練習していた。もちろん、そんなエリート集団に僕が選ばれる訳もなく、彼らの存在は僕にとってはどこか疎ましいものであった。そんな劣等感からかは分からないが、僕とヒデキくんはある日の放課後、体育館の屋根裏に忍び込むことを決めたのであった。天井の僅かの隙間から見える、練習に励む自転車クラブの彼らの姿は、普段は見られない新鮮なものであると同時に、僕らがそこにいるとは知られずに高い所から見下ろしていることへの優越感が、忍び込んでいるというスリルと相俟って、とても快感であった・・・。
とここで、この話を進める際に、このヒデキくんについてもう少し説明する必要がある。
ある日のエピーソであるが、たしか3年生の給食後か掃除の時間の後だったと思う。中庭を挟んで向かいの5年生の担任から、僕らの担任に5年生の生徒を通じて一通の手紙が届けられた。そこにはこう書かれていた。
「今、そちらの3年1組の◯◯ヒデキくんが、中庭でウンコをしています。」
それを読んだ僕らは嬉しくなって、直ぐさまそのウンコを見付けに行き、キャッキャと騒いで遊んでいた。ただ、僕らにしてみたらさほど驚くことではなく、ヒデキくんとウンコはいわばセットであって、いつものことであったのだ。ヒデキ君のノグソは日常的に行われ、場所も問わず様々であった。なにしろ、彼のノグソはこともあろうに体育館の屋根裏でも敢行され、柱の僅かのセリの上にマキグソを見事に命中させ乗せていた。そう、彼はウンコ職人であったのだ。
話を戻すと、つまり、前回登場の、落っこちて大怪我を負ったスドウくんも悪人呼ばわりされたオガワくんも、僕とヒデキくんがいなければそんな目に遭う必要もなかったのかも知れない。というのは、スドウくんとオガワくんの認識では、体育館の屋根裏に登る遊びを最初に始めたのは、僕とヒデキくんだったからだ。
でもね、僕にもいいたい事は山ほどあるんです。
と、またも長くなってしまったので次回に続きます。
(柳沢)
Earth 『Bees Made Honey In The Lion’s Skull』 (Southern Lord) |
Of 『The Sun & Earth Together』 (Ultra Hard Gel) |
Olive Oi 『Spring Break』 (Wenod Record) |
1. Earth / Bees Made Honey In The Lion’s Skull / Southern Lord
2. Of / The Sun & Earth Together / Ultra Hard Gel
3. Olive Oil / Spring Break / Wenod Records
4. Various Artists / Basic Replay / Basic Replay
5. Justus Kohncke /Safe and Sound / Kompakt
6. Rhys Chatham & His Guitar Trio All-Stars- / Guitar Trio Is My Life / Table Of The Elements
7. Sian Alice Group / 59.59 / The Social Registry
今月はやっぱりEarthでした。商品コメントでは「00年代アメリカン・オルタナティヴの金字塔」と便宜上書きましたが、実際は、音はもっと裾野が広い感じです。もちろんこれまでのEarth的な要素はあるのですが、録音のクリアさや音色は、もっと大きな、普遍的な「音楽」であるような気がします。それはおそらく(というか確実に)、1・4・5曲目でフィーチャーされているBill Frisellのギターが大きく作用していると思うのです。Bill Frisellといえば、フュージョン・ジャズ文脈のひとで、レーベルでいえばNonesuchやECMといえば大体通じるかと思います。
で、ここでどうしても気になるのが、
なぜに、ここにきて、Sunn O)))効果も手伝っての世界的な名声の高まりの只中にリリースされる待望のスタジオ新録アルバムにおいて、なぜに、Bill Frisellなのかということです。
Dylan Carlsonは何を目指したのでしょうか。
……単純に、Bill Frisellの音を気に入ってよく聴いていて、スタジオでお金をかけて録音できるからこの機会に一緒にやった、ということなのでしょうか。
この辺りの詳細はインタビューなど調べたらすぐに分かるのかもしれないけれど(怠慢により調べていません)、この、なんの計算もなく自分の好きな音を自分の敬愛するミュージシャンとやる、という、初期衝動に忠実なDylan Carlsonのスタンスが、「らしいなぁ~」という感じです。
この「開かれた」スタンスは今回のサウンドに顕著に反映されていて、Earthの持ち味である、ミニマルで、枯れ、退廃し、粉塵舞うEarthサウンドに、ブリリアントなテクスチュアが加わり、結果として音楽的洗練という位相に足を踏み出した作品になっているのではないかと思います。
あとは、Loren Chasseのソロ名義Ofの新作はホントに素晴らしかったです。その他、 Blithe Sons, Thuja, The Child Readers, Coelacanth, Franciscan Hobbies, Id Battery, Kyrgyz…などなど、膨大なユニット&名義で作品をリリースするLoren Chasseは、サンフランシスコで小学校の教師もしているインテリジェンス漂うサウンド・アーティストです。子供たちと課外授業でフィールド・レコーディングをしている映像を以前観る機会があって、コンタクトマイクを野外の植物に仕掛けたり、風の音に静かに興奮している様は子供のように楽しそうななんともイイ表情をしていて胸がときめきました。たまらんです。
(薮崎)
Secret Agent Gel & Warior Queen 『Body / Refined』 (Low Motion Records) |
Filastine 『Boca De Ouro』 (Romz) |
Olive Oil 『Spring Break』 (Wenod Records) |
Secret Agent Gel & Warior Queen / Body/Refined / Low Motion Records
Filastine / Boca De Ouro / Romz
Olive Oil / Spring Break / Wenod Records
Ove-NaXx / Ovekeyashiki / De-Fragment
Antarctica Take It! / The Penguin League / How Does It Feel To Be Loved?
Felix Kubin Und Das Mineralorchester / Music for Theatre and Radio Play / Dekorder
Bird Peterson / Plays… / Flamin’ Hotz
DJ Blaq Starr / King of Roq / Mad Decent
Dubbox / Dubbox / Soul Purpose
Raz Mesinai’s Badawi / Unit of Resistance / Roir
只今、春のリフレッシュ・キャンペーンと称して髭を剃ってみたりしているタカラダです。おかげで友人に会っても一瞬気づかれないなどの弊害が出ているのですが、そのリアクションもまた楽しいので今月はそんな感じで行こうと思います。
さて、2月のベストですが、2月というのはどうしてもリリースタイトルが少ないらしく、選ぶのに手こずるのでは?と思ったのですが、 Filastine (Badawiのアルバムにも参加)、Olive Oil、Ove-NaXxなどおなじみのアーティストのリリースや、Felix Kubinの新作、Antarctica Take It!というニューカマーの登場もあり、個人的には良質な作品が多く出ていたと感じてます。あと入れ忘れというか後から発見したのですが、Kabukabu & Klezmer Chideschの7inchが良かったので取り寄せお願いしてしまいました。
ちなみにコメントが遅くなったのは春のキャンペーンとは関係ありません。。。
(タカラダミチノブ) blogはこちら
1. Sian Alice Group / 59.59 / The Social Registry
2. Rhys Chatham & His Guitar Trio All-Stars- / Guitar Trio Is My Life / Table Of The Elements
3. Atlas Sound / Let The Blind Lead Those Who Can See But Cannot Feel / Kranky
4. Earth / Bees Made Honey In The Lion’s Skull / Southern Lord
5. The Thing with Ken Vandermark / Immediate Sound / Smalltown Superjazz
6. Bon Iver / For Emma, Forever Ago / Jagjaguwar
7. Nemeth / Film / Thrill Jockey
8. Thistletown / Rosemarie / Bigbert
9. No Kids / Come Into My House / Tomlab
10. Panther / 14 KT. God / Kill Rock Stars
早くも3月です!そろそろ春の気配もしてくる頃ですが、今回はちょっと気になっていることを。。。もう結構前の話なのですが、年末年始に帰省して、東京に戻る際の新幹線で、隣に乗っていた男性の方にいきなり、「どこまで行かれるんですか?」と話しかけられました。ちょっと怪しいなあ、、と思いつつもまあ一応「東京までですけど。。」と答えたのですが、その後いろいろと話をしているうちに妙に盛り上がってしまい、結局東京までの数時間の間ずっと話をし続け、最後には「今度飲みに行きましょう」と、名刺と携帯の番号を交換して別れました。その方は何でも37歳で食器の販売をされているとのこと。普通に感じの良い人で、そんな怪しい人ではないと思ったのですが、やっぱり「ゲイだったらどうしよう・・」とか「とんでもない高い食器を売りつけられるかも・・」など、いろいろな不安が頭をよぎり、いまだに連絡していません。。調子よく「メール送りますよ!」なんて言ったんですけどね~。。ここに書くネタにもなるかもなので、そろそろ一度連絡してみようかとも思っている今日この頃です。。
(国井)
The Mumlers 『Thickets and Stitches』 (Galaxia) |
Panther 『14 KT. God』 (Kill Rock Stars) |
Cosmic Dennis Greenidge 『Giant Man, Giant Plan』 (Mordant Music) |
1. The Mumlers / Thickets and Stitches / Galaxia
2. Panther / 14 KT. God / Kill Rock Starsa
3. Cosmic Dennis Greenidge / Giant Man, Giant Plan / Mordant Music
4. Mountain High / Wicked Wanderer / Wantage USA
5. Anaal Nathrake / Hell Is Empty, All The Devils Are Here / Feto
6. Principles Of Geometry / Lazare / Tigersushi
7. Flica / Windvance & Window / Mu-nest
8. EF / I Am Responssible / Thomason Sound
9. School Of Language / Sea From Shore / Thrill Jockey
10. Headlights / Some Racing, Some Stopping / Polyvinyl Record Co.
今月から、スタッフとして入らせてもらっています、アラチです。どうぞよろしくお願いします。とにかくもう憶えることがたくさんで頭いっぱいあわあわしっぱなしです。そんな中で、ワルシャワのバラエティーに富んだ音楽の中から、10枚を選ばせていただきました。とても選びきれない程の、ワルシャワクオリティーに驚いています。。
The Mumlers、ソファーに埋もれて聴いてたくなるような気持ちが起きました。Panther、ライブ会場の雰囲気を想像できておもしろそうっす。Cosmic Dennis Greenidge、こういう感じはたまらないです。Mountain High、ポコポコいってるドラムってサイコーっす。Anaal Nathrake、スピードメタルカッコイイっす。Principles Of Geometry、ぅわ~ぁと異次元へ連れてかれました。Flica、夢心地にさせてもらえるエレクトロニカ素敵です。EF、ポストロックレイヤーステキなサウンドです。School Of Language、テンポよくノリます。Headlights、男女混声ボーカルやっぱり素敵。
音楽を聴いていると、時間があっという間に過ぎてゆくように感じます。これからも色んな音楽を聴いていきたいです。
(アラチ)