19. June 2007 / staffs’ best
火曜日, 7月 10th, 2007
6月末は店頭/通販/催事のセールでワルシャワはてんやわんやでした。ちょっと更新が滞りましたが、スタッフ・ベストです。先月に引き続き国井氏、そしてひさびさにROMZのタカラダミチノブ氏にも参戦いただけました!
Pedro 『You, Me & Everyone』 (Easel Music) |
Le Dust Sucker 『Two』 (Plong!) |
Von Spar 『A.Xaxapoya』 (Tomlab) |
album
1. Pedro / You, Me & Everyone / Easel Music
2. Le Dust Sucker / Two / Plong!
3. Von Spar / A.Xaxapoya / Tomlab
4. Trembling Blue Stars / The Last Holy Writer / Elefant
5. Fridge / The Sun / Domino
6. Junior Boys / So This Is Goodbye / Domino
7. Faris Nourallah / Gone / Blog Up Musique
8. Video Hippos / Unbeast The Leash / Monitor
9. A Perfect Friend / A Perfect Friend / Stilll
single
1. Architecture In Helsinki / Hear It Races / Polyvinyl Record Co
2. Religious Knives / Lock / Heavy Tapes
3. Religious Knives / In Brooklyn After Dark / Troubleman Unlimited
4/4
1. Various Artists / MH 8 / Nursing Home
2. Lazy Fat People / Low Profile / Perspectiv
3. Audio Soul Project / Hello Scarlet / Fresh Meat
4. Pheek / Kamakura / Sunset Diskos
う〜ん、Pedroは凄いと思うなぁ。まぁ、Four Tetがいなかったらこのアルバムは生まれてなかったかも知れない。けど、それを差し引いても、凄い才能を感じさせるアルバムだと思う。こんな音を他の誰も作ってないよ。天才だ。そのFour Tetをやってからの復活Fridgeもなかなかだ。もう少しFour Tet色出しても面白かったんじゃないかなと思った。
Trembling Blue Starsは、Field Mice時代から数えるとこの歌声とメロディー・ラインとは20年くらいの付き合いになるわけで、演歌のごとく好きになってしまう。昔から全然変わってないんだけどね、しょうがないさ。
あとはなんと言っても、Architecture In Helsinkiですよ! なんというサウンド・チェンジでしょう。びっくりだ。この夏はAIHで決まりだね!!
(柳澤)
Shapes And Sizes 『Split Lips, Winning Hips, A Shiner』 (Asthmatic Kitty) |
They Shoot Horses, Don’t They? 『Pick Up Sticks』 (Kill Rock Stars) |
Seefeel 『Quique (redux Edition)』 (Too Pure) |
1. Shapes And Sizes / Split Lips, Winning Hips, A Shiner / Asthmatic Kitty
2. They Shoot Horses, Don’t They? / Pick Up Sticks / Kill Rock Stars
3. Seefeel / Quique (redux Edition) / Too Pure
4. Woodpigeon / Songbook / Lirico
5. Meg Baird / Dear Companion / Drag City
6. Fridge / The Sun / Domino
7. Christopher Willits / Surf Boundaries / Ghostly International
8. Atavist/Nadja / 1201291920/1414101 / Invada
9. The Idle Suite / Up Two Sticks Road / Last Visible Dog
10. James Blackshaw / The Cloud of Unknown / Tompkins Square
ジョビジョバが秋元康の毒牙にかかってどんどん面白くなくなっていったときにはがっかりしたし、コバケンがどんどん天狗になっていってラーメンズの本公演の質がどんどんさがっていったときもがっかりした。
自分が一度惚れ込むほど面白いと思った存在には、ずっと面白い存在でいて欲しい。
けれども、それはなかなか難しいことだ。
「ロック」が常に面白いというのも、非常に難しい。
けれども、先月は面白くしてくれる人たちがいっぱいいたと思う。
個人的に声を大にして応援したいのは、カナダ勢の2組、Shapes And SizesとThey Shoot Horses, Don’t They?です。
君らはエキサイティングだ! キープ・オン・ロッキン!!
あと、自分が岡山で中高生をやっていたころ、毎週通っていた、市内唯一と言っていい輸入盤店「グリーンハウス」で出会った、Seefeelがまさかの再発!! ドリーミーという形容を超えて、自分にとってこれが夢の音楽。
Lirico! がんば! 歌モノ、実は好きな自分。Gravefaceレーベルなんかも、轟音シューゲイズ系ポストロックだけでなく、Monster Movie出しているから好きだったりする僕が、敏感に反応。
7月18日に、happy princeよりGod Is An Astronautがリリースされます。当店での初回特典として、ボーナスCD-Rが付くんですが、内容がすごい充実しているのだ。エクスクルーシヴ・ライヴ・トラック2曲だけでもいいのに、ビデオ・ファイルが4曲も入っている! メンバー、いい人過ぎです。応援よろしくお願いします! あ、http://happyprince.info/は、リンク・フリーです。どんどんリンクしてください!!
(藤井)
Blues Control 『s/t』 (Holy Mountain) |
Omar A. Rodoriguez-Lopez 『Se Dice Bisonte, No Bufao』 (Gold Standard Laboratories) |
The Dead C 『Future Artists』 (Ba Da Bing!) |
1. Blues Control / s/t / Holy Mountain
2. Omar A. Rodoriguez-Lopez / Se Dice Bisonte, No Bufao / Gold Standard Laboratories
3. The Dead C / Future Artists / Ba Da Bing!
4. Shellac / Excellent Italian Greyhound / Touch And Go
5. Fridge / The Sun / Domino
6. Junior Boys / So This Is Goodbye - special edition / Domino
7. Alejandro Franov / Khali / Munibe
8. Claypipe/Pekko Kappi/Blithe Sons / Amazed Map / Music Fellowship
どもです。早くも夏バテか、昼はそばばかりすすっております。うどんはお腹がふくれてしまうので、私はそば派です。渋谷のおいしいお蕎麦屋さん情報、教えてください!(ざる800円以下まで)
さて、今月はBlues Controlが大発見でした。最近ハード化著しいHoly Mountainですが、なんですか!この無条件にシビれるブルージー・ハード・ディストーション・サウンドは!!!何しろ「ブルースをコントロールする」というんだから、なんとも大胆不敵な奴らです。ヘビー!暑苦しい!ケムたい!かっこよすぎ!ありそうでなかったサウンドで、いやもう完全白旗です。日本では全然話題になってませんが、今日p*disの下村嬢にきいたところによると、NYのKim’s Videoというショップのセールスチャートの1位だったそうです。やっぱり絶対キてるよブルース・コントロール!!!
そしてマーズ・ヴォルタのオマー先生のソロ名義アルバムも重量級の破壊力でありました。この人のサウンドは、なんともアンバランスなスケール感があって、妙にひっかかりがあって気になります。一部で極地的に話題になったダモ鈴木とのコラボ12インチシングルの曲も日本盤でのみボーナス・ディスクでついてます。ボートラじゃなくボーナスディスクってとこもわかってらっしゃる!と快哉をあげましたが、2枚通して聴くと音質が違い過ぎやしないかしら。でも聴けるんだから文句いいません。変なハード・ロックだったり、変なポスト・パンクだったり、変なエスノ風だったり、変なシャウトが入っていたりで、脳が溶ける奇病を患えそうなステキな1枚です。眠れない熱帯夜にぜひ。
でもってDead Cですが、このキャリアにして、もう何枚出してるかさっぱり分からない人たちの、新作タイトルが「Future Artists」って。素敵すぎます。サウンドは相変わらず、とも言えますが、1曲、「すわ新機軸!」と思わせるトラックがありますので、ぜひ聴いてみてください。
あとはやはりShellacははずせません。音は昔より聴きやすくなった感じですが、一聴して「あるびに!!!」と叫べる個性は鋭さを増した感も。中でも「なんであんな音に録音できるんだろうか」と唸ってしまうドラム音はアルビニ・ワークの真骨頂でしょう。エレクトリカル・オーディオには色んな仕掛け(マイクの位置とか?)があるんだろう、などという興味も尽きせぬアルビニ・マジックです。さすがだなあ。
(薮崎)
Architecture In Helsinki 『Hear It Races』 (Polyvinyl Record Co.) |
Max Rouen 『Magnetic Wave Of Sound』 (Karaoke Kalk) |
DJ C feat Zulu 『Body Work』 (Community Library) |
Architecture In Helsinki / Hear It Races / Polyvinyl Record Co.
Architecture In Helsinki / Hear It Races Remixes / Polyvinyl Record Co.
Max Rouen / Magnetic Wave Of Sound / Karaoke Kalk
Yoonkee meets Dennis Bovell / Corean-jamaican Connection Destination : London Lounge / Power Shovel Audio
DJ C / Sonic Weapons / Wimm Recordings
DJ C feat Zulu / Body Work / Community Library
Kush Arora / From Brooklyn To SF / Kush Arora Productions
6月末にあったワルシャワのセールではここぞとばかりにいろいろ買わせてもらいましたが、新入荷でも印象に残ったのがあったので選ばせてもらいました。web通販の方は引き続きやっているみたいなのでそちらも併せて是非。Bonde Do RoleのリミックスもしているArchitecture In Helsinkiのシングル〜CD、12inchともに夏を先取りの好盤でした。個人的にはBonde Do Roleよりこちらがオススメ。Max Rouenはアルバムの初っぱなからMr.BungleのオケでTom Waitsが唱っているような、なんともイカれたオッサン・ソングでやられました。しかもKaraoke Kalkからなんですね。今月のベスト・オッサニスト。WIMMから出たDJ Cのアルバム、最近Sound Murdererの名前をあまり見かけないのですが、そんな中、今一番アツいアーメン野郎なのではないでしょうか?Zuluとの新しい10inchシングル、さらにこれまたZuluが参加したKush Aroraのアルバムもあり。今月のベスト・ズールー賞をあげたいと思いました。
(タカラダミチノブ)
Deep Chord presents Echospace『The Coldest Season: the album』 (Modern Love) *7月10日現在未発売/入荷時期未定 |
1. Deep Chord presents Echospace / The Coldest Season: the album / Modern Love
それにしても……売ってくれないんですよ、単体だと。単体でそれだけ欲しいんですよ。マルチコア・ケーブルが欲しいんです。Traktor Scratchについてるマルチコア・ケーブルです(http://www.midia.co.jp/products/ni/dj_line/scratch/cables.html)。だってこれ接続がラクなんですよ。SeratoのScratch Liveだとオーディオシグナルのルーティングだけで扱うケーブル4本もあるけど、これだとおおざっぱに2本。半分! しかもフォノ・シグナルが常にルーティングされてて、とりあえずPhono関係だけ繋げてしまえばインターフェースの接続は後でもいいんです。これは素晴らしい! DJ交代する時とかめっさイージーです。地味にTraktor Scratch本体とかよりよっぽど革命的な商品です。なのに! 日本の正規代理店であるMIDIAさんはケーブルだけでの販売をしてくれないのですよ。Traktor Scratchのインターフェース部分であるところのAudio 8 DJ(http://www.midia.co.jp/products/ni/dj_line/audio8dj/index.html)は単体で発売されたのに、ケーブルだけは売ってくれない。96 kHz, 24 Bit録音環境がお手頃価格で手に入って、さらに誰かが誤って引っ張ったり酔っぱらいが思わずケーブル触ってみたりした時にスポっと抜けて音が完全に止まってしまうことがままあるUSBポートにセキュリティ・フックがついてる点だけをとってみてもScratch Liveより使い勝手の良さが充実してるのでAudio 8 DJ自体もそれはそれは欲しいんですが、結局Audio 8 DJ買ってもマルチコアケーブルは付いてこないのです。うがーっ! 何故に? Scratch Liveは持ってるからTraktor Scratchはいらないんですよ。例えクロスグレード・パックが用意されてるからって、ポンと買い換えるお金もないんですよ。ケーブルだけ欲しいんですよ。他はいらないんですよ。なんていうの、ほら、そこはそれ、日本特有のあいまいさでもって、さくっと修理部品取り寄せるみたいな感覚でお願いしますよ。と泣きついてみても売れないものは売れないと。
「………………」
長門有希ばりに3点リーダーの連続に深い静かな思いを込めて落ち込んでいると、いつのまにやら本家のNative Instrumentsさんではケーブルのみの販売もやっているではないですか(http://www.native-instruments.com/index.php?id=tscables_us)! しかもミキサー側2本だけの販売とミキサー側&インターフェース側の両方を合わせたリプレイスメントの販売と二通り用意してくれています。イヤッホオオオオオォォウ! クラブとか経営されている方にも是非ご用意のうえ常備していただければTraktor ScratchだろうがScratch Liveだろうが通常のライヴパフォーマンス用のオーディオインターフェースだろうが一発接続ですよ! ありがとう! Native Instrumentsさんありがとう! 買います! ポチっとオンラインで買います! はい、ポチッ!
Traktor Scratch買ってユーザー登録してる人しか買えないようになってました。
(西山)
Nina Nastasia & Jim White 『You Follow Me』 (Fat Cat) |
Meg Baird 『Dear Companion』 (Drag City) |
Moha! 『Dear Companion』 (Rune Grammofon) |
1. Nina Nastasia & Jim White / You Follow Me / Fat Cat
2. Meg Baird / Dear Companion / Drag City
3. Moha! / Norwrgianism / Rune Grammofon
4. Artanker Convoy / Cozy Endings / The Social Registry
5. James Blackshaw / The Cloud of Unknown / Tompkins Square
6. They Shoot Horses, Don’t They? / Pick Up Sticks / Kill Rock Stars
7. Judee Sill / Live in London: The BBC Recordings 1972-1973 / Water
8. Matteah Baim / Death of the Sun / DiChristina Stair Builders
9. Von Spar / A.Xaxapoya / Tomlab
10. Aroah / el dia despues / Acuarela
今年は空梅雨かと思いきやそんなことは無く、嫌な天気が続き気分が冴えない日々を過ごしております。
さてチャートですが(先月はフライングしまくってすみません!)、まずはアルビニも惚れ込む女性アーティストNina NastasiaとDirty Threeのドラマー、Jim Whiteのコラボ作。Ninaのアコギ/ヴォーカルとJimのドラミングのみのシンプルなサウンドながら、お互いの存在感が鬩ぎ合うかなりスリリングな 内容です。続いてEspersのMeg Bairdのソロ作。彼女の歌声には癒されました。ある意味Espersよりも好きかも。
それからこの季節のジメっとした空気をふっトバしてくれたのが、ノルウェー版Lightning Bolt or Hellaとでも言えるMoha!。さらに進化/深化した超絶インプロ・アヴァン・ノイズ・ロックは痛快無比! マジで来日してくれ!
他にも相変わらず秀逸なJames Blackshawや、Judee Sill等は説明不要ですね。ジャケットに驚いたArtanker Convoyも良かったです。
ああ、FUJI ROCKのDurutti Columnを観に行きたいけど懐が…。目下の楽しみは間もなく公開の山下敦弘監督の最新作「天然コケッコー」です。
(国井)
Deep Chord presents Echospace