11. September 2006 / staffs’ best
火曜日, 10月 10th, 2006
更新がちょっと遅れてしまいました。申し訳ございません。
店内改装をしました。ご来店された皆様、お気付きになりましたか?
レジ前で、口に出そうか微妙なくらいの違和感を覚え、しばらく間を置いてから、「あれ? 変わった?」とおっしゃる方、多しです。
色々面白いことができそうなスペースができたので、これからどんどん企画して打ち出していきます。お楽しみに。
Arctic Hospital 『City Stream』 (Narita) |
Grizzly Bear 『Yellow House』 (Warp) |
Xiu Xiu 『Air Force』 5 Rue Christine |
1. Arctic Hospital / City Stream / Narita
2. Grizzly Bear / Yellow House / Warp
3. Xiu Xiu /Air Force / 5 Rue Christine
4. Hella / Acoustics / 5 Rue Christine
5. Akron/Family / Meek Warrior / Yacca
6. The New Sound Of Numbers / Liberty Seeds / Cloud Recordings
7. Pajo / 1968 / Drag City
8. Humcrush / Hornswoggle / Rune Grammofon
まぁ、ゲイブ(Merckのオーナー)は、いいやつだ。外人には珍しく寡黙で気遣いも出来る。来日中にウチにトラビス(Machine Drum)と一緒に泊まってた時も、一緒に仕事行くタイミングで起きてくれるし、トラビスが行方不明になったときも、ひとりで店から家まで行ってトラビスを見つけて連れてきてくれた。レーベルを終わりにするの話はずいぶん前から聞いていたけど、何の因果か終わりが近い時に自分で好きで始めたはずのテクノレーベルNaritaからこんなに素晴らしいアルバムを出すなんて・・。しかも、レーベルごと他人にまるまる譲ってしまうなんて、お人好しにも程がある。それにしてもテクノを好きでずっと聴いてきたけど、Arctic Hospitalのアルバムは新鮮だった。たいがいテクノの聴き方は自分の好きな音に近いどうか、いわゆる”つかえる”が大前提になりがちだと思うが、この作品を聴いたとき、そんなことは全て忘れてしまった。純粋にこの”テクノ”は「ものすっげーかっこいい!」だった。だから、CDで聴ければ十分だし、たとえDJをする機会があっても”つかう”ことはしないだろう。そう意味ではこのアルバムはテクノではないのかも。今後もゲイブの意志をちゃんと受け継いで欲しいね。
(柳沢)
Fourcolor 『Letter of Sounds』 (12K) |
God Is An Astronaut 『All Is Violent, All Is Bright』 (Rocket Girl) |
Magda 『She’s a Dancing Machine』 (Minus) |
1. Fourcolor / Letter of Sounds / 12K
2. God Is An Astronaut / All Is Violent, All Is Bright / Rocket Girl
3. Magda / She’s a Dancing Machine / Minus
4. Stephan Mathieu & Janek Schaefer / Hidden Name / Cronica
5. Scrap Of Tape / Read Betewwn the Line at All Times / Tenderversion Recordings
6. Audrey / Visible Forms / Tenderversion Recordings
7. Miaou / Painted E.P / Thomason Sound
8. Cale Parks / Illuminated Manuscript / Polyvinyl Record Co.
9. Akron/Family / Meek Warrior / Yacca
10. Nancy Elizabeth Cunliffe / Wheel Turning King / Timbreland
kashmirさんの単行本が出ます。楽しみです。
Gibbons兄弟 (Bardo Pond)が怒濤のリリース・ラッシュを見せたひと月 (というか、どこまで続くんだ!?)でしたが、質量ともに半端じゃないのは言うまでもないので、ここでは割愛しました。
先月目立ったのは、ポストロック界の新時代を担う、期待の新人あるいは若手バンドたち。
久々にこのジャンルで興奮させられました。
これからも若いエキスをおじさんに与え続けてくださいね。
(藤井)
Akron/Family 『Meek Warrior』 (Young God) |
Derek Bailey 『To Play: The Blemish Sessions』 (Samadhi Sound) |
Stephan Mathieu & Janek Schaefer 『Hidden Name』 (Cronica) |
1. Akron/Family / Meek Warrior / Young God
2. Derek Bailey / To Play: The Blemish Sessions / Samadhi Sound
3. Stephan Mathieu & Janek Schaefer / Hidden Name / Cronica
4. Ecstatic Sunshine / Freckle Wars / Carpark
5. Peter Wright / Red Lion / Digitalis
先月は、圧倒的にAkron/Familyが好きでした。かつてFlaming Lipsにハマった時の印象に似てて、唄もしっくりくるし、ポップで実験的なアレンジにもウキウキさせられます。ちなみに同時期にYACCAから再発になったファーストも、メチャクチャ素晴らしいしライブを観てみたいです!
ライブと言えば、先月のワルシャワイベントのMattia Colettiは久々にライブを観て釘付けにされた素晴らしいショーだった。あと素晴らしかったと言えば、自分がやってるレーベルの今後出す新譜のマスターがいっきにあがってきて、どれも待っていた甲斐があって感動。デモテープで頂いた中にも凄い良いのがあったし、ここにはないけどmiroqueの「ストロベリー・ショートケークス」のサントラや、日本育ちのサウンド・アーティストCorey FullerのCDR数作も素晴らしかった。
関係ないけど、海外ドラマシリーズの「LOST」にも超ハマった。身近なところに、素敵な音がいっぱいころがっていた先月なのでした。
(mondii)
Hisato Higuchi 『Dialogue』 (Family Vineyard) |
Hundred Dollar Band 『Waves And Particles』 (Emperor Jones) |
Hella 『Acoustics』 (5 Rue Christine) |
1. Hisato Higuchi / Dialogue / Family Vineyard
2. Hundred Dollar Band / Waves And Particles/ Emperor Jones
3. Hella/ Acoustics / 5 Rue Christine
4. J Dilla/ Shining/ World’s Fair
5. Helena Esvall / Nimis & Ark / Fire Museum
6. Boxhead Ensemble/ Nocturnes/ Atavistic
7. Vapour Theories/ Joint Chiefs/ The Lotus Sound
8. Bardo Pond/ Sublimation/ 3Lobed
9. Akron/Family / Meek Warrior / Yacca
10. The Life Force Trio/ Living Room/ Plug Research
今月アタマに、お店の中を少し改装して売り場フロアが広くなりました。ならばここでイヌを飼うのはどうだろう、と、ふと考えてしまいました。そうしたら本当に飼いたくなって困っています。イヌは散歩できなくてかわいそうだからネコがいいかな。カウンターとか棚の上とかにフワフワのヤツがのっかってたり、足元にフワフワのヤツがいたりしたら、最高の店だと思うんです。どうですか店長! ……すいません。うそです。フアフア。
さて、9月、まずはHisato Higuchiくんの新作です。彼のギターの音色は非常に独特で、個人的に大好きです。「えーマジでか!」というほどまでにくぐもっていて、それはハイファイの対極にある(といってもローファイではない)ひずみと生々しさで、聴けば聴くほど「なんなんだこれは」とボーゼンとしてしまい飲み下せないこと請け合いです。そしてその後にあまりの美しさに涙してしまうほどの瞬間があり、こんな音楽そうそうないなあ、思い到るわけです。このアルバムはとても静謐な世界観なのですが、たまにバーストするファズ・ノイズも素晴らしい。ノイジーなギターソロもたくさん聴きたいです。そういえば、あの英Wire誌からインタビュー依頼が来たとのことで、ブレイクしちゃうかもしれませんよ!
あと、ぶっとばされたのは、Hundred Dollar BandとHella。Hundred Dollar Bandはニュージーランドの巨匠アラステイア・ガルブレイスの新バンドです。びよーんびよーんのサイケとパワフルなドラミング、そしてチェロ好きにはたまらない生音です。パワフル・パーカッシヴつながりでは、Vapour TheoriesとAkron/Familyもお気に入りでした。そして、Helena EsvallとBoxhead Ensembleもよく聴きました。Helena Esvallは不穏でノイジーでダークな、かっこいい室内楽。しかし、なぜこんなにチェロに惹かれるのか不思議です。が、自分の中の、そこの大もとにいるのは、アーサー・ラッセルなのかもしれないなと気付いたり。そして、自分の中の、大もとにいるもうひとりは、Jay Deeだったりもします。てことでJ Dilla “Shining”、やっぱり最高!!!
(藪崎)