7. February - March 2006 / staffs’ best
月曜日, 4月 10th, 2006
すみません!
先月の更新を怠ってしましました。よって、今月は2ヶ月分からのセレクトです。
では、どうぞ!
Eliot Lipp 『Tocoma Mockingbird』 (Hefty) |
They Shoot Horses Don’t They? 『Boo Hoo Hoo Boo』 (Kill Rock Stars) |
Citay 『s/t 』 (Important Records) |
1. Eliot Lipp / Tocoma Mockingbird / Hefty
2. They Shoot Horses Don’t They? / Boo Hoo Hoo Boo / Kill Rock Stars
3. Citay / s/t / Important Records
4. James Blackshaw / O True Believers / Important Records
5. Five Deez / Kommunicator / Rapster
6. Half-Handed Cloud / Halos & Lassos / Asthmatic Kitty
7. Ariel Kalma / Osmose / Beta-Lactam Ring Records
8. Hassle Hound / Limelight Cordial / Staubgold
9. Roots Manuva / Alternately Deep / Big Dada
先月さぼりました、すいません。2ヶ月分のシングル選ぶの大変だから今回は全部アルバムからのチョイスでごめんなさい。特に順位もありませんが、振り返ると時間をおくとで良いものが鮮明になってきます。結果、大御所レーベルばかりになるのですが、レーベルを長く続けるにはそれだけの理由が必要なんですね。私たちもレーベルを始めた身分と致しましては、とても勉強になります。そういえば、Shimmy Discも復活らしいですな、分かる気がします。楽しみです。
(柳沢)
James Blackshaw 『O True Believers』 (Important Records) |
Telepathe 『Farewell Forest 』 (The Social Registry) |
Mountains 『Sewn』 (Apestaartje) |
1. James Blackshaw / O True Believers / Important Records
2. Telepathe / Farewell Forest / The Social Registry
3. Mountains / Sewn / Apestaartje
4. Diskaholics Anonymous Trio / Weapons of Ass Destruction / Smalltown Supersound
5. New Radiant Storm King / The Steady Hand /Darla
6. Pillow / Flowing Seasons / 2nd Rec
7. Tstewart / Living Exponentially / Merck
8. Bibio / Hand Cranked / Mush
9. John Fahey / Yellow Princess / Vanguard
10. Volcano The Bear / Classic Erasmus Fusion / Beta-Lactam Ring Records
1-5位が2月、6-10位が3月分です。
2月は、個人的にはImportant怒濤のリリース・ラッシュが印象的だったのですが、その中でもJames Blackshawは、完全に今年のアヴァン・ロックの主役級といっていい素晴らしさ。Digitalisからの前作からもっと前向きであり外向きにかき鳴らしたサウンドは今年の流れの主流を成す完成度と構築美を誇っています。「メロディック」という視点に根ざしたドローン解釈がここにあります。Telepatheは今年のThe Social Registryの気合いと質の高さを予感させる出来でした。アヴァン・ミュージックというと、ビートレスな印象が強いのですが、「クラウトロック」、「ポリリズミック」というのが今年のアヴァン・ロックのキーワードになるのかなあと予感してます。後は、先に述べたメロディックなドローンですね。この2つが大きな流れになって動いていく感じがします。
(藤井)
1. Portable / The San / Scape
2. J Dilla / Donuts / Stones Throw
「バイトしないっすか?」
「バイトするっすよ」
……という時間にして3秒ぐらいのやりとりでバイトすることになりました、西山です。こんにちは。これまではHEADZというところにいて、そして今も変わらずそこにいるのですが、しかしバイトもするのです。とりあえずwarszawaの女子比率をゼロにしてしまったことを深くお詫びせねばなりません。お店の空気も淀みます。でっかい申し訳ないです。申し訳ないのでさっさと消えるべく、2枚だけ紹介してさよならです。Portableの「The San」は、ユルくてそれと同時にパキっとした緊張感のある音作りが本来なら泥臭いはずのチャントやビンギやダンスホールのスタイルをクールダウンさせています。このひとはアフリカ系イギリス人のクィアなのですが、黒人でゲイで電子音楽をやっているという事実がもうすでに相当なマイノリティ街道です。つまり、地味で弛緩した音だけど反面かなり世間さまの目をかいくぐる反抗的な音でもあるわけで、そう、これはレベル・ミュージックです。漢(オトコ)です。オトコといえばどこからどう聴いても男臭さしか感じられないJ Dillaのラスト・アルバム『Donuts』も最高です。ヒップホップのもっとも良質なプロデューサーであり、あたりまえのようにかっこよくてあたりまえのように実験的であたりまえのようにエレクトロニックでもあるこのひとの音は、たぶんそこいらやそこっちょのエクスペリメンタルだとされる音楽よりも実験的で、その上ひとの気持ちを鼓舞する力強さがあるような気がします。2月は毎日これを聴いていました。むしろ今もこれしか聴いてません。家で、仕事場で、友達んとこで、クラブで、道ばたで、毎日『Donuts』です。何年も行ったことないミスドにも行きました。そもそもなんで「ドーナツ」なのか?
「理由? ドーナツが好きだから」
でっかい漢(オトコ)です。
(西山)
Je m’apelles Mads & Bounty Niller 『Jeg fyrer hit efter hit af』 (Jenka) |
Razor X Productions 『Killing Sound』 (Rephlex) |
Tstewart 『Living Exponentially』 (Merck) |
album
1. Je m’apelles Mads & Bounty Niller / Jeg fyrer hit efter hit af / Jenka
2. Razor X Productions / Killing Sound / Rephlex
3. Tstewart / Living Exponentially / Merck
4. Olive Oil / Honcho Sound vol.7 - Plemium No.7 / Honcho Sound
5. They Shoot Horses Don’t They? / Boo Hoo Hoo Boo / Kill Rock Stars
single
1. Rotator / Redux / Broklyn Beats
2. Trabant / Loving Me/Galdur / Southern Fried
3. Hollertronix / Volume 4 / Money Studies
4. Forro In The Dark feat. Shu Jorge / Suor De Pele Fina / Nublu
5. Mark One vs. Darqwan / Round One / Storming
いやー、桜も満開、春ですな〜。…やっばいやっばい、そういえばしばらくスタッフ・ベストをサボッてたっ!と思ってたら2月は無かったみたいでホッと胸を撫で下ろしているところであります、ご無沙汰タカラダ・ベストです。3月はいろんなジャンルでいいものが揃ってた印象もあり、おかげで財布も寂しそうにしてます…。Jem’apelles Mads & Bounty Niller、ジャケからまずイケてないんですが、内容もまさにそんな感じではありつつ、ピカっと光るモンがありまして、2トーン・スカ、ダンスホール、ヒップホップなどをエレポップ味でまとめた傑作アホ・アルバムです。Tstewartはあまり自分のDJプレイスタイルには反映される感じではないけど生演奏なのか打ち込みなのか、あまり関係ない感じで素敵でした。Mice Paradeなどが好きな人にオススメです。Olive Oil、我らがHONCHO SOUNDのNew Shit。今までのホンチョMIXとはまたひと味も違って良いです。ちなみにタイトルが「Plemium No.7」となっていますが本当は「Premium No.7」でした。シングルはRotatorの12インチ、気合いの入ったブレイクコア・トラックが良かったのと、クボタ(タケシ)さんにもオススメした(実際ご購入)Trabantの7インチが印象的でした。
(タカラダ)